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依頼物件ではなく売主様と向き合う
カテゴリ：不動産売却コラム 　/　投稿日付：2023/10/14 13:00

先日、土地売却のご依頼を頂いたのですが、その売主様は初め不動産屋にあまり良い印象を抱かれていらっしゃいませんでした。
「最初は、高く売れますとか絶対売れますとか言うけど、結局話しを聞いたり蓋を開けたら言ってたことと全然違う」
なぜそう感じられているのかを伺ったところ、過去にそうなるきっかけがあったのです。 

概算の査定メールはあてにならない

以前、売却を検討した際に、ご自宅近くにある大手不動産会社何社かにメールで問い合わせをしたところ、ご自身が希望される金額に近い査定結果を送っていただいたようなので期待を旨に各会社に足を運ばれたとのことでした。
ところが、到着して話しを聞いてみると、
「このエリアの相場はもっと低い金額なので、この金額じゃ売れません。」
「こんな金額で売り出したら、お客さんの人間性も疑われちゃいますよ。」
などと失礼極まりないことを言われたり、ご自身の希望や考えを一切聞かずに安い金額での成約事例を淡々と見せられることが続いたそうです。 

根拠もなく絶対はありえない

そんな中、明らかに他社よりもはるかに高い金額でメールをくれていた会社があったので、さすがにそれは難しいだろうと思いながらも話を聞いたところ、この金額で絶対売れるんで任せてくださいとのことだったの売却をお任せされたとのことでした。
しかし、案の定時間だけが過ぎていき、大幅な価格変更もしたのに結局売れずに困っているという状況に陥ってしまっていたのです。 

まずはご希望をお聞かせください

一連のお話しを聞いて愕然としましたが、それと同時に同じ不動産業に携わる者として恥ずかしく申し訳ない気持ちになりました。
どの立場からそんな失礼な発言をしているのかは全く想像も付きませんが、当社はまず不動産屋である前に一人の人間として、目の前で困っていたり頼ってくださる方としっかりと向き合うことを何よりも大切にしています。
相場はもちろんありますが、金額や期間など売主様それぞれにご希望やお考えがあり、そこに対しての価値観も違うはずです。
人として寄り添い、プロとして最善の提案をすることを心がけております。本音が伺えない限りは、本当の希望を叶えるお力添えが出来なくなってしまいますので、まずは何でもご相談ください。

ミカタ不動産は売主様の味方です！